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◆ アメ車もがんばるキューバ

交通事情がイマイチ、というのがキューバの悩みです。
というのも、アメリカの経済封鎖のために、極端なほど「物不足」。

バスは２種類、その一つのカメジョ（ラクダバス）は、車体が２個くっついたような、中国で走っているバスに似ています。キューバのは、煙を吐いて走ります。

人口の少ないキューバで、唯一混んでいるのが交通です。
バスもタクシーも、いつも、乗りたい人たちが待っているようです。

タクシーにも２種類あって、観光客は近代的な車のドルタクシーと、ココタクシー（ココナツ型のモーターバイク）しか乗れませんが、キューバ人はマキナ又は、ボテと呼ぶペソタクシー。これは路線がある程度決まっています。

その他にトラックバスもあります。こちらは２ペソと５ペソ。

先日乗ったときに「ATENCION」と張り紙が。
料金が下がる、お知らせです！

日本なら「料金改定」といえば、必ず上がる、のに。
そういえば、高速道路も、料金所は無人になっていて、今は無料。
道路が広く料金が安い、これで良い車がたくさんあったら言うこと無いのですが、そこはキューバ。アメリカに意地悪されてる国ですから、走ってる車の多くは、革命前（！）のアメリカ車。

この間乗ったのは、私と同じ年生まれ！
真っ赤な、ボンネットの突き出た、乗ると中からは開けられないドア。
でも頑張ってるよネ。

　　　　　　　　　　　　　（２００３年７月１０日）