キューバ暮らし > 映画大好きキューバ人
◆月・水・木・金・土・土・日・日 映画大好きキューバ人
「映画は人生の教科書」と、信じている私は、息子も、本と映画で育てました。
が、キューバ人の映画好きは、並ではありません。
夫の親友、ヒセラとロベルト夫妻も、映画となると、おとなしくはありません。
日頃物静かな、弁護士で作家(モジリアニなど、幾つかの小説をドイツで出版している)のロベルトが、映画の場面などを語り出すと、やにわに立ち上り演じ始めたりします。
みんな日本映画の大ファンです。
アル(夫アルベルトの呼称)の口癖、
「一年経って、あなたはキューバへ来た」
は、私の敬愛する、小林正樹監督の「切腹」、仲代達矢さんの台詞「2年経って、子どもが、生まれた」をもじったものです。
彼は時々、この大好きな映画の台詞を、仲代さんの声色で、
「子どもが、んまれた」と演ります。
ロベルトも「切腹」の名場面や台詞を、実によく覚えています。
また彼らは、黒澤明映画の、キューバで上映されたすべてを見ているそうです。
「座頭市」も人気があったということです。
残念なのは、ここ10年くらい日本映画があまり来ないことだと言っています。
(「実は日本映画界が衰退させられてるの。わたしたちも、とっても残念に思っているの」と、日本の文化レス状況を話しましたが。)
山田洋次監督の「学校」は、「イノさん」が忘れられない印象を残したとのことです。
で、月・水・木・金・土・土・日・日は映画を愉しむ、となるキューバ人なのです。
(2003年8月3日)
今日もご縁を頂いてありがとうございました。
!VAYA CON DIOS!
あなたに幸あれ♪
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