キューバ暮らし > 2002年1月 フェリア
きょうは土曜日、フェリア(市場)がたちます。
私は、買い物用の袋を何枚か持って、財布のペソを確認し、出掛けます。
風は涼やかなのに、朝の日差しはサングラスをしていても、もう眩しく照り返しています。
市は、大きなトラックが10台くらい止まり、広い道路いっぱいに人だかりがして、歩くのも人を掻き分け掻き分けです。
みんなの買い物の仕方を見て、わたしもイッパシに、「ドス(2個)」と、8ペソを突き出し、トラックの上の半裸のおじさんに訴えてみました。ペソを持った手がたくさん突き出ていて、おじさんは一つ一つ、そのお金を摘むようにもぎ取ると、すかさずパイナップルを袋に投げ込みます。
けれども私の袋にはなかなか入ってきません。
無秩序なそのジャングルを諦めて、列のできているところへ行きました。「ウルティモ(最後の人は)?」と言って、最後の人の後に並びます。見ると、子供の頃、八百屋さんが使っていた、錘を乗せて目方を量る「秤」に、ラグビーボールのようなパパイアを乗せています。身が赤い、このパパイアがとっても美味しいのです。
12ペソで2個買って、さっきのトラックのところへ戻ってみると、きちんと列ができています。傍にお巡りさんが立っています。おかげで、パイナップルも2個、買えました。合計120円(!?)
今日もご縁を頂いてありがとうございました。
!VAYA CON DIOS!
あなたに幸あれ♪
キューバ暮らし 記事
このページでは、キューバでの生活について紹介していきます。
◆2002年1月2日
◆2002年1月 フェリア
◆2002年1月 「ラテン」なのです、ここは!
◆2002年2月 尊厳を棄てないキューバ
◆わたしの誕生日
◆2003年6月12日のハバナ市民
◆アメ車もがんばるキューバ
◆タクシーとキューバ女性
◆お洒落なキューバ女性
◆キューバ人情とロシータ
◆ロシータの赤ちゃんは?
◆映画大好きキューバ人
◆土曜日は映画を
◆ダンスの国、キューバ・クラッシックバレー
◆私のスペイン語の先生、MATILDE マチルデ
◆言葉はラテンテコマイ!?
◆ダブル・ハネムーン
◆マチストはフェミニスト
◆ないものは調達、あるものを最大活用
◆キューバへの経済封鎖って?
◆なんで、このわたしが経済封鎖?
◆凄まじ!アメリカ帝王の世界支配の実態
◆ラテンの風邪はキツーイのだ
◆"アバナデレスケ(?)の病院"
◆彼・たちの造ったアパルタメント
◆"キューバに戻る〜40日ぶりの「緑の島」"
◆"キューバ事情?どこの都合?"
◆憧れの「ハバナ大学留学」の記
◆2日目、授業開始 夢のように楽しい「大学生」
◆ハバナ大学 夢の実現「わたしの"夢"」