みやまきのキューバ暮らし｜戯れ言　キューバのリゾート“わたしの龍宮城“～その２

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ホテルのフロントで、
「電話したけど、ちょっと待って、とか、予約の係りがいない、とかだから、直接来ちゃった。大丈夫でしょ？　シングルで４１ＣＵＣよね？」
オフシーズンのキューバ、ホテルが安い。
３食付、ドリンク呑み放題、遊び放題で４１ＣＵＣ＝ドル（約￥４２５０）。

「まきー！」
チェックインしたとたん、声がかかる。ツアーデスクの彼女だ。
「え？独りなの？夫は？友だちは？」（チュッチュッ）
ベシート（頬キス）しながら矢継ぎ早に訊いてくる。
「独りならここでの恋人を」と、彼女が言うや否や、
傍の若い男性が、
「ボク、シングルだ」と、さっそくのオッファー。

ポーター氏にスーツケースを運んでもらいながら話し始めると、
「知ってるよ君のことは。年末年始に夫と友だちと来てたでしょ。お気に入りのアニマドのことも」
「は？！
お気に入り！　まで知ってる？」
「夫は元気？友だちは日本？　お気に入り、大いに結構だ、ここはキューバだ、自由だよ」
（そっかー、こっちが覚えていなくても。ワルイコトはできないなあ～）

会う人、会う人、「まきー！」チュッチュッ！

２年半前、初めてここに滞在して、ここの魅力に溺れ、浮世を忘れてしまった。

観光客はみな言う、
「ここはパラダイスだ」。

今日もご縁を頂いてありがとうございました。
!VAYA　CON　DIOS!
あなたに幸あれ♪

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