みやまきのキューバ暮らし｜戯れ言　～夢の実現～

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◆～夢の実現～

何と！３週間も電話が使えなかった！
ここキューバは、未だ、ネットは電話回線だから、ネットも繋がらなかった。

こうなると、何故かパソコンに向かう気も無くなって、
つまり３週間ぶりに、パソコンを開いた。

しばらくネットサーフィンしてたら、少しずつその気になってはきたが。

この３週間、アナログの暮らし、
緑の香りと鳥の声で目覚める、
軽い体操をして、
シャワーを浴びて、
外に出る、
裏庭の木立が気持ちいい、
その向こうに茂る樹々のざわめきが、またなんとも心地いい、
鳥たちが、私を呼ぶように大きな声で啼いている、
見上げる樹が頼もしい、

仔猫たちが足元にまつわりついて来る、
ジャミー
シェリー
ルー
レミ
ミーシャ
みんな、大きくなった、
小石のようにちっちゃかったのに、
ジャミーは特に、ぷっくりと太って、猫らしい賢さを持った仔、
何故か、ジャミーとルーだけが名前を呼ぶと返事する、
ジャミーとルーだけが、私の膝に来て眠る、
ルーは、ジャミーそっくりなのだけど、まだ小さい、

食事が終わると、子どもたちは庭を駆け回る、
椰子の樹に駆け上ったり、
アボガドの樹に登ったり、
バナナの葉っぱの陰で鬼ごっこしたり、
グゥワバの樹は登りやすくて大好きみたい、

ひとしきり遊ぶと、急に眠くなるらしい、
遊んでいたその場で寝てしまったり、
揺り椅子の私の膝に、ポン、と乗ってくるのは、ジャミー、
彼はすぐにゴロゴロゴロゴロ、っと気持ち良さそうに喉を伸ばす、
信頼しきって甘えてくるのが、とっても可愛い、

マンゴーを丸ごと絞ったジュースをたっぷり飲む、
パパイアやパイナップル、バナナをゆっくり遊びながら食べて、
庭に植えた、ブーゲンビリアやハイビスカス、
ハーブを見ながら、キューバンカフェを飲む、
大きなアボガドの樹には実がいっぱい生っている、
今年からアボガドは買わなくてもいいな、なんて思いながら、
庭を歩き回る、
私の朝のひととき、

夕方は、
海へ、
この海は、私がキューバへ来てから、ずっと泳いでいる、“ロシア人のビーチ“という名前の、ビーチというより海岸、
魚がいっぱいいるコスタ、
この頃は、ほとんど毎日海に行くから、一日中水着、
歩いて６～７分、
キューバ人歩きだからこのくらいかかるけど、日本人歩きなら５分かな、
（あ、我が家の珈琲サービスが来た、私の机に。
ん～、夜のキューバンカフェも美味しい♪）

彼は、初めの頃、
「海なんて、もう飽きたよー、日に焼けるから海に行きたくないヨ～」
って、言ってたけど、
ここに来た今では、夕方になると、
「海のお支度は出来てるの？」
って、毎日、いそいそ、

夜は、
テラスのブランコに座って、ボーっと、
家の前の路は広く、ほとんど誰も通らない、
オレンジ色の街燈が椰子の樹を照らしている、
空には満天の星、
静かで、
キューバではないみたい、

夢見ていた暮らしが、
現実になった、

こんな暮らしになって、
ネットを覗く興味が薄れていたみたいだけれど、
日本では、選挙があり、
世界は、経済危機、
メキシコ湾の石油流出は、やっと止まったようだけれど、
人間社会は、問題、山積み、
急に、現実に引き戻された、

　

今日もご縁を頂いてありがとうございました。
!VAYA　CON　DIOS!
あなたに幸あれ♪

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