活字の誘惑 > 女性の目ア・ラ・カルト〜赤旗しんぶん国際欄キューバ


「輝く笑顔が素晴らしいメーデー」(2005年5月8日付)
 
前夜から場所確保に泊り込み、寝込んでいる人たちを踏まないように隙間を探しながら歩く深夜3時過ぎ、
既に百万人の革命広場は人でびっしり。
スピーカーからキューバやイマジンの曲が流れ、集まってくる人たちが曲に合わせ歌い踊っています。
突然マイクが、
「ハバナっ子たちよ旗はどこ?」。
眠っていた人たちが起き上がり、みんな国旗を振って、
「ウオー!」と応えました、まだ真っ暗だというのに。
夜明けが待ちきれないのでしょう。  
ハバナのメーデー、今年も58カ国団体と130万人の参加者で圧巻でした。
華やかなダンスや歌が彩りを添え、
「ベトナム解放30周年に敬意を。
ベネズエラとの共同提案、ラテンアメリカの連帯と相互援助などを盛り込んだALBAの実践。
米国の後押しでキューバのスポーツ選手73名や、
20歳のイタリア人が殺されたテロを決して忘れない。
植民地主義・ファシズム・テロ反対!」と演説するフィデル(カストロ議長)に、手に手に国旗を振って応え、あちこちから、
「自由のキューバ!ヤンキーノー!」が唱和されます。
印象的だったのは、
「フィデル、神は貴方を愛している」と書いた手造りのプラカードを掲げて、遠い演壇のフィデルをじっと見つめていた黒人と白人の家族の表情でした。
スペインの植民地時代、百万人の黒人が奴隷としてアフリカから連行されたキューバ、人種差別の無い国を実現させ半世紀近くたった今では、黒人・白人どこでも一緒です。
(写真は、愉しくってたまらないらしくダンスで帰っていく人たち)
                  キューバ、ハバナ





 

今日もご縁を頂いてありがとうございました。
!VAYA CON DIOS!
あなたに幸あれ♪



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岡惚れ、ベタ惚れ、ビバ!クーバ(万歳!キューバ)!
愉しく生きられる祖国になろうヨ!
人間は金よりも尊い
“愛”を持って闘ったキューバ
食べ物をもてあそんではなりません