活字の誘惑 > 女性の目ア・ラ・カルト〜赤旗しんぶん国際欄キューバ


「キューバ式誕生日パーティー」2005年2月7日付
 
その日、義兄がバイクで私を迎えに来ました。食事の用意があるというのです。
サマードレスでバイクの後ろに跨って行きました。
家へ入るなり、義兄の妻とそのきょうだい5人が歌で私を迎え、義兄の息子も加わって、
「おめでとう」と1人づつキスして花束を渡されました。
圧倒される歌声でびっくりすると同時に、胸が熱くなってしまいました。
パティオ(中庭)では、大きなテーブルに乗り切れないほどのご馳走と飲み物が置かれ、総勢10人が座り、そこへ大きな焼きたてのミートパイが運ばれてきました。義兄が初めてつくったというパイに「MAKI」と浮き彫りに書かれています。真中にローソクが1本、気が利いています。
みんなが「フェリシダ、フェリシダ」と歌う中、ローソクを消し(拍手)、乾杯、義姉の長姉が私の手を取ってパイをカット。こんな温かい誕生日祝いをされるなんて、この歳になって?尚のこと感激です。
ムード音楽が流れ、食事が進む頃現れたのは、友人のウクライナ女性とチェコ人家族、「国際的なパーティーだ」とますます盛り上がり。
頂いたプレゼントは、私が欲しかったキューバの歌の本とマグカップ、みんなのサインが寄せ書きされたチェ・ゲバラの写真でした。思わずチェにキス。みんなが「わあ!やっぱりー」とはやしたてました。
    キューバ、サンチャゴ・デ・クーバにて




 

今日もご縁を頂いてありがとうございました。
!VAYA CON DIOS!
あなたに幸あれ♪



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岡惚れ、ベタ惚れ、ビバ!クーバ(万歳!キューバ)!
愉しく生きられる祖国になろうヨ!
人間は金よりも尊い
“愛”を持って闘ったキューバ
食べ物をもてあそんではなりません