永遠に > ”紅薔薇を飾って”
◆紅薔薇を飾って
今日は朝からハバナ(ハバナビエハ)へ買い物に行った。
市場の前で真っ赤な薔薇を売っていた。花束にしてあるもの、一輪を丁寧にラップしてるもの、色々あった。アラマールではこんな売り方はない。
真夏の今日は、娘の誕生日。
紅薔薇を三輪、写真の前に飾った。
真紅の薔薇、娘と母は大好きだった。
それは、私の影響、私が大好きだから。
飾った後は、庭に挿し木する。いつもそうして庭に薔薇をつけてきた。
茎のしっかりした薔薇を選んできた。
一本の花には、4つも蕾のついているのがある。咲くかな?
今日の海は波があったけれど、それはそれで面白い。
久しぶりに、ヒラメ君に会った。
身体全体をヒラヒラヒラヒラさせて泳いでいる。
岩にくっついて、岩のフリをする、私にはわかるのよ。
フィンでちょこっと触ってやると、慌てたようにまた泳ぐ。
砂地に入って、砂の色に成りすます、私には見えるのに。
眼だって出てるわよ。
砂を掻き立てると、スルスルっと泳いで、ずずずずーっと、砂の中に入ってしまった。眼まで砂の中に、眼を瞑ってるのかな?
こんな生活に娘が居たなら、どんなに歓ぶだろう。
自然の中で遊ぶのが大好きで、冒険家のような勇気のある子だったから。
泳げもしないうちから潜っていたっけ。
このアラマールの海なら、必ず潜るだろう。
庭の大きな樹にも、きっと登るだろう。
私は子どもの頃、木登りが大好きだった。
あの子も、高いところへ登るのが好きだった。
アスレチックで、すべてに挑戦していたっけ、まだ小学校へも上がらないうちから。
いろんな場面が、眼に浮かぶ。
声まで聴こえる、今でも。
もう一度、しっかり抱っこしたい。
いや、今なら、もうとうに30を過ぎてるのか。
私の中では、今でも、9歳の娘。
今日もご縁を頂いてありがとうございました。
!VAYA CON DIOS!
あなたに幸あれ♪