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ビームライフル射撃、優勝!  (2006年11月記)
2006年11月3日“赤旗まつり”で行われたビームライフル射撃の大会で、ナント!優勝した!

@昼過ぎの予選では、「96点」だった。
(10発撃って100点満点。99点獲得者が2名もいた!)

「90点以上獲得の方で決勝戦をやりますから、参加者は4時までに集合してください。4時を過ぎたら決勝戦に出る資格を失います」
と言われたのだけど、
私は中央舞台での3時からのサルサバンド”グルポ・チェベレ”のかぶりつきに。

”♪アプーダテ!セルベッサ♪(早くビールを持ってきて!)”と唄うチェベレのサルサに踊りまくり♪ 汗びっしょり。
♪アンコール♪もあって、終わったのが3時55分、
「あ!そーだ、決勝戦だ」と、
それから一目散、ザックかついで走りに走って会場の体育館へ。

なんとか間に合ったものの、流れる汗が止まらない。
タンクトップ姿でバタバタ扇子を使ってる私を、厚着している人たちが怪訝に見ている。だって暑いんだもん!
こんなに大汗、それにまだサルサのリズム♪が身体の中に。
これで銃が撃てるのだろうか?
いいだろう、撃てるだけ得、と愉しもう。

A66名参加の順々決勝戦(3発撃って30点満点)で、
「29点」獲れた。
このとき、同点29点がもう一人いたから、この人と、”1発勝負”になった。

B1発づつ撃って、点が高い方が勝ち、というわけだ。
まず最初に私が、「10点」を決めると、
周りで見ている人から「さすがー」という声が聞こえてきた。
相手も「10点」射れた。
いっせいに拍手が起こる。
10点を決めると、的の上の冠が真っ赤に点滅する。
次に私がまた、「10点」射れた。
「おー」と周りの人たちのどよめき。
すると、相手の方も「10点」を決めた。
「わー」と、喚声と拍手が起った。
「緊張するね〜」「プレッシャーだねえ」と、周りが言っている。

一瞬の静寂
銃を執り直し、構え、私が撃ったのは「9点」。
これで負けるか、と思ったら、、
相手も、「9点」だった。
「ワー、仲がいいんだなー」「すごいね〜」 場内が湧いている。
「気が合いますね」と、私たち、お互いに声掛け合って。
審判が、「どちらか決まるまでやりますからね」と、念押し。
「え〜〜、ずーっとやるの?」と、私はちょっとおどけて緊張ほぐし。

ふたたび銃を構えるが、、
踊って走って緊張して、左手で支えた銃がちょっと揺れている。
照準が合わず、的が見つからない。
銃から目を離し、的を見直して、また構える。
「10点!」審判の声と、「実力だな」の呟きが聞こえた。
ところがここで、私のお相手さんが、8点で、残念。

C5人での準決勝、3発勝負。
人が入れ替わり立ち代りで、落ち着かない会場内。自分も浮き足立ち気味。
試射「8点」
疲れてきたのかな、と思う。
本射「9点」「9点」と続く。これではダメだ、落ち着こう、と、
「10点」を射れる。
また銃を構えなおすと、傍のコーチ?が「終わりです」「え!おしまい?」 (><)。
ここまでか、と、思いきや。この勝負では28点以上がいなかった。

D「決勝戦は5発やります。
ここに勝ち残った3人の方には全員に賞状と賞品が贈られます。この勝負は優勝と順位を決めるのです」
審判の説明に、なんだかほっとして、
「わーい!わーい!もうなんでもいいや〜」と、私がサルサの腰揺れをすると、わあ!と、会場が湧いた。
試射「10点」。いいぞ、この調子。
場内は静まり返っている。固唾を飲んで、とはこのこと。
「10点」「10点」「10点」と続き、自分でも驚く集中力。
ふたたび「10点」
他の人のことがまったく気にならない。
最後の射的が「9点」だった、ちょっと残念、満点が獲れなかった。

最終審判:
審判が、「45点以下はいませんね」
(これだってすごいことだよな〜、すべて9点以上だったってことか)と、考えていると、
「46点の方?」
向こう側の方の手が上がり、
審判が「はい、3位です」、拍手。
「47点?」
隣の競技者の手が、
「2位です」、拍手。
審判が私の方を向くと同時に、私の傍のコーチが、
「49点です!」と言った。
「わおー!」っと、会場いっぱいの喚声がして、すごい拍手が起こった。
「信じられない!自分でも信じられない、こんなこと」呟いていた。

戦ったお相手さんたちから握手を求められ、写真を求められ、
「サインしてください」「住所を教えて、写真を送ります」、、
大勢のみなさんから「おめでとう!」の祝福とカメラのフラッシュを受け、表彰式に。

日本ライフル射撃協会理事の方が、
「素晴らしい!」と名刺を差し出しながら、私の健闘を称えてくれた。
きゃーー!素敵だったー。
良い試合だった。


今日もご縁を頂いてありがとうございました。
!VAYA CON DIOS!
あなたに幸あれ♪

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ビームライフル射撃、優勝!
2006年12月3日キューバ、ハバナにて
「魅力的だ」記者はつぶやいた〜反貧困ネットたすけあい
ハバナの公園画家PRADO